家族構成や食生活は様々。ナクスルに溜まっていく副産物の量やスピードもそれぞれ違ってくると思います。
初めての取り出しがまだの方はぜひ参考にしてみてくださいね。
バイオ材の役割
ハイブリッド型バイオ式の生ごみ処理機ナクスルは、処理槽の中にバイオ材を入れて稼働させます。
生ごみを投入すると、酸素とバイオ材の中の微生物が生ごみを空気に分解してくれます。
分解の際に残った副産物には、生ごみを分解する微生物が発生するので、それ自体がまたバイオ材の役割を果たします。
副産物を取り出す時期
ナクスル内部には、取り出しの目安としてFULL 限界線(この線まで副産物がたまったら取り出してください)と書かれた文字と線が引かれています。
ここで注意したいのが、副産物をどこまで溜めていいのかということです。
副産物が増え、処理内部の撹拌羽根が見えない場合や、限界線まで溜まっている場合は、撹拌軸と同じ高さまで取り出してください。
製品説明書p14
説明書にはこのように書かれていますが、お詫びと訂正というPDFではこのように訂正されています。↓
処理槽内部の撹拌羽が見えない場合には、副産物を取り出してください。「限界線」と表記された線までが生ゴミの投入容量です。
ナクスル取扱説明書14P [お詫びと訂正]
つまり、赤い限界線までバイオ材(副産物)を溜めていいわけではなく、バイオ材の上に生ごみを投入した状態でこの線の下に収まるくらいでなければならないということですね。
副産物の取り出し方
副産物の取り出しは、生ごみの最後の投入から24時間以上経ってから行ってください。
分解が進んでいない状態で取り出して保管すると、ゴキブリやハエなど虫の発生する原因となってしまいます。
- コンセントからプラグを抜く。
- ナクスルのフタを開けて、内部のフタを外す。
- シャベルなどを使って、撹拌軸と同じ高さまで副産物を取り出す。
- 取り出した副産物は捨てるor保管。
副産物を取り出したら、ついでにヘラなどを使って処理槽の内壁に付着している汚れを落としましょう。
取り出しが終わったら、ナクスルの電源を入れて完了です。
取り出す量
撹拌軸と同じ高さになるくらいまで取り出します。あまり取り出し過ぎるとバイオ材が薄まり分解力が弱くなる可能性があるので、撹拌軸の高さくらいまでは残したほうがいいようです(公式LINEで教えていただきました)。
取り出す頻度
生ごみの投入量や質は、各家庭の人数や食生活によって違うため、副産物の溜まるスピードもそれぞれです。
頻繁に取り出さなくていいのがナクスルの魅力なのですが、私は早く堆肥として利用してみたかったので1回目の取り出しが待ち遠しかったです。
5人分の生ごみが出る我が家では、ナクスルを使い始めて約5ヶ月ほど経ちましたが、取り出したのは2回です。そろそろ3回目の取り出しを行おうかと思っているところです。
※すべての生ごみを投入しているわけではないので、すべて投入していたら取り出し回数がもう少し増えていたかもしれません。
取り出した副産物はどうするか
副産物は一般ごみとして捨てることが可能です。また家庭菜園などの堆肥として有効活用することもできます。
保管方法
捨てずに保管する場合は、直射日光を避け、保管容器に穴を開けてなるべく通気性をよくした状態で保管します。
水分が多い場合はきちんと乾燥させてから保管しましょう。取り出す前にナクスル内部で除湿ボタンを押して乾燥させておくのがおすすめです。
バイオ材の交換は必要なし
バイオ剤は正しく使用すれば原理上、半永久的に使えるので定期的に交換する必要はありません。ですが、様々な理由で交換が必要になってくることがあります。
不適切な使用(水分過多、塩分や油分の過剰投入、医薬品の混入)によりバイオが使用不可になった場合、経年使用に分解力が衰えが生じた場合には交換が必要です。
ナクスル 内容物の取り出し
バイオ材は公式サイトでのみ購入可能
定期的に交換する必要のないバイオ材ですが、交換が必要になった時は公式サイトで購入できます。
ナクスル本体はAmazonでも購入可能ですが、バイオ材は公式サイトでしか販売されていません。
ちなみに消耗品であるUVランプも、バイオ材と同様に公式サイトで購入できます。
消耗すると、交換の合図としてブザーが鳴ります。
コメント